「今年の目標は何ですか?」

「あなたの人生の目的は?」

目標や目的は、よく聞かれることですよね?!

では、「目標」と「目的」の意味の違いを考えたことはありますか?

同じような意味で使われているこの2つの言葉、

実は大きく意味が違うのです(^_-)-☆

 

★目的は「ゴール」  目標は「手段」

例えば、痩せたいと思っている人は、それを達成する為に運動をしたり、食事制限をしたりしますよね。

痩せるというのが「目的」で、そのゴールにたどり着くための様々な手段が「目標」になるのです。

 

★目的は「抽象的」  目標は「具体的」

目的を言い換えると、「何の為にやるのか?」

目標は目的を達成するために「何をするのか?」

具体的な行動(目標)に対して、「何故それをするのか?」「どう在りたいのか?」という抽象的な動機が「目的」”(-“”-)”

 

★目的は「1つ」  目標は「複数」

目的が沢山あってコロコロ変わったら、達成しにくいですよね”(-“”-)”

それに対して、目的を達成する為の手段である「目標」は、柔軟に設定する必要があり、なるべく沢山の手段がある方が、目的を達成しやすいですよね!

最も大切で変えてはならない「目的」を守るために、「目標」は沢山持ち、柔軟に対応していく。

この点も大きく違う所ですね!

 

目の前の「目標」に夢中になり過ぎて、いつしかそれがゴールになってしまう事が多いのではないでしょうか?

目標とは目的を達成する為の、あくまでも「通過地点」だということを忘れてはいけないと思います。

「目標」を果たすことに気を取られると、その先にある「目的」にはたどり着きません。

「やり方」ばかりに捉われず、常に「自分はどう在りたいのか?」を意識することが大事ですね!

 

『目的を見つけよ!

手段はあとから付いてくる』      ガンジー